EOS 60D
読み:イオス-ろくまるディー
外語:EOS 60D
キヤノン
のディジタル
一眼レフカメラ
の一機種。
EOS
シリーズの機種であり、同社のラインナップ中ではミドルクラスに位置する。
目次
機種情報
特徴
発売日等
レンズキット
機能
人気など
50Dとの差異等
ファームウェア
機種情報
型式
レンズマウント
:
キヤノンEFマウント
対応レンズ
EFレンズ
EF-Sレンズ
撮像素子
撮像センサー
寸法:
APS-Cサイズ
相当(22.3mm×14.9mm)
画素: 有効1,800万画素
種類:
CMOS撮像素子
アスペクト比: 3:2
シャッター
速度: 最高1/8000秒
連写速度: 最高5.3枚/秒
耐久性: 約10万回
記録方式
媒体:
SDメモリーカード
、
SDHC
メモリーカード、
SDXC
メモリーカード
フォーマット:
JPEG
、
RAW
(14ビット) (DCF2.0)
色空間:
sRGB
、Adobe RGB
液晶モニター
寸法:
TFT
カラー液晶3.0型
画素: 約104万画素
視野率: 約100%
その他
バッテリー:
LP-E6
コネクター類
デジタル端子(
USB 2.0
)
ビデオ出力端子(
NTSC
/
PAL
選択可)
ステレオ音声出力
HDMIミニ端子 (タイプC、CEC対応)
リモコン端子 (リモートスイッチRS〓60E3用)
大きさ
144.5mm(幅)×105.8mm(高さ)×78.6mm(奥行)
約675g(本体のみ)
約755g(CIPAガイドラインによる質量)
特徴
発売日等
発売日: 2010(平成22)年9月18日
価格帯: オープンプライス(ボディのみ市価13万円前後)
レンズキット
カメラ本体に、レンズをセットして販売するものをレンズキットという。
次の各レンズとのセットモデルが用意された。
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
18-135は、50D用のレンズ18-200に代えて採用されたレンズである。しかし、これも良いレンズではない。
18-55は、50D用のレンズ17-85に代えて採用されたレンズである。かつて、18-55はUSMだがISのないレンズが存在したが、その旧型と比較すると若干の改善はあるようだが、これも1800万画素の60Dで使うには充分な性能のあるレンズとは言えない。
機能
前機種「
EOS 50D
」に対する後継機である。次のような機能を特徴としている。
約1800万画素の自社製CMOSセンサー(APS-Cサイズ)
高性能映像エンジン「
DIGIC 4
」 (EOS 50Dから継続)
ISO感度は常用100〜6400、拡張設定にISO12800を用意
コントラスト補正機能「オートライティングオプティマイザ」をRAW画像に対応 (EOS 50Dから継続)
人気など
大幅に軽量化されているため、持ちやすさは向上している。しかし性能に対して価格が高いことから批判殺到。
60Dは、7DとX4の中間に配置しようと計画されたものの、完成してみると50DとX4の中間になってしまった。従って価格は50DとX4の中間くらいが妥当だと思われたが、7Dと殆ど変わらない価格であった。
50Dとの差異等
かなりのスペックダウンが確認されている。
連写速度が低下 (秒6.3コマ→秒5.3コマ)
任意の連写速度設定機能も削除 (秒5.3コマと単写しか選択できない)
記録メディアもスペックダウン (UDMA対応CF→SDXCメモリーカード)
メディア変更に伴い、連続撮影枚数が低下 (JPEG90枚→58枚、RAW+JPEGは10枚→7枚)
カスタム機能が大幅に制限 (25種→20種)
ボディ材質の変更 (マグネシウム→プラスチック)
リモコン端子がスペックダウン (従来のTC-80N3等は使えず、Kiss用と同じに)
バッテリーが変わった
キットレンズはさすがに変更された
シンクロ端子が無くなった
WFT-E3接続用の拡張システム端子(底面)が無くなった
ファームウェア
不具合修正や新発売のレンズ対応などのため、
ファームウェア
は随時更新されている。
1.1.0
内蔵ストロボの「ワイヤレス機能」を、バッテリーが抜けても初期化されないよう対応
縦で撮影したとき、回転情報が正しく認識されないことがあるバグの修正
1.0.9
「アートフィルター」を「クリエイティブフィルター」に名称変更
カスタム機能C.Fn II-1(長秒時露光のノイズ低減)有効時、露光時間5秒以上で撮影するとカメラが誤動作することがあるバグの修正
EOS Utilityで、カメラが誤動作することがあるバグの修正
1.0.8
一部のレンズとの組み合わせでストロボを使用時、撮影画像が
露出オーバー
になるバグを修正。
1.0.7
(詳細不明)
1.0.6
(詳細不明)
1.0.5
(詳細不明)
1.0.4
(詳細不明)
1.0.3
(詳細不明)
1.0.2
(詳細不明)
1.0.1
(詳細不明)
1.0.0
最初期版と見られている。
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