EOS 40D
読み:イオス-よんまるディー
外語:EOS 40D

 キヤノンのディジタル一眼レフカメラの一機種。EOSシリーズの機種であり、同社のラインナップではミドルクラスに位置する。
目次

機種情報

特徴

発売日等

機能
 前機種「EOS 30D」に対する後継機である。次のような機能を特徴としている。
 後継は「EOS 50D」である。

レンズキット
 カメラ本体に、レンズをセットして販売するものをレンズキットという。
 次の各レンズとのセットモデルが用意された。
  1. EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
  2. EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
 廉価な方の18-55は、以前あった、USMだがIS(手ブレ補正機構)のないレンズの後継品。ISが付いた代わり、USMではなくなった。
 高級な方の17-85は、前の30Dと同じ。

振動問題
 初期には、シャッターを切った直後に振動するという問題が発生していた。
 これは、コマ速アップ(秒間6.5コマ)のために2モーターシステムとなり、結果、シャッターのチャージ音や振動が大きくなったため、発生したものであった。
 かくして、程度の酷いものについては修理または新品交換という対応がなされる。具体的には部品追加により振動を抑えることとなった。
 なお、回収された品は廃棄はされず、「40D RE」という製品名で再販されている(保証書に40D REと書かれているものが該当品)。これは、40Dで実施されたキャッシュバックの対象外となっている。

人気など
 キヤノンが弱いと言われていたミドルクラスを強化した製品。
 このため人気が高く、40Dは、30Dの三倍売れたと言われている。ユーザーは、シニア層が多いらしい。
 その一方、いろいろと不満も出ている。特に有名なのが次の二点で、いずれも音に関するものである。
 2007(平成19)年の最もシャッター音のおかしなカメラの座に輝いたらしい。なお、翌年はニコンのD700にその座を奪われた。

ファームウェア
 不具合修正や新発売のレンズ対応などのため、ファームウェアは随時更新される。但し、EOS 40Dのサポートは終了したらしい。
1.1.1
1.0.8
1.0.5

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