EOS
読み:イオス
外語:EOS: Electro Optical System

 キヤノン一眼カメラのブランド名の一つ。銀塩フィルムカメラと、デジタルカメラがある。
目次

概要
 1987(昭和62)年の「EOS 650」を第一号とする一連のシリーズである。
 20周年にあたる2007(平成19)年、銀塩とディジタルを通じた累計生産で3000万台に達した。以下は、銀塩とディジタルの総生産数である。
 累計8,000万台に生産したのは「EOS 5Ds R」だったという。

特徴

コンセプト
 世界初のオートフォーカス一眼レフカメラの座をミノルタ(現、コニカミノルタ)に奪われた。
 その後、キヤノンはFDマウントのオートフォーカス一眼レフカメラを発売したが、成功はしなかった。そこで、マウントを一新して導入した銀塩カメラがEOSシリーズであった。
 他社がマウントを変更せずにオートフォーカス化を図る中、キヤノンだけはマウントを変更し、本体からの機械的な情報・動力の伝達機構を持たない、完全電子マウントのEFレンズを採用した。

レンズ
 使われるレンズに、次のようなものがある。
 ミラーレス用のEF-Mマウントは、EFマウントとは非互換である。

ラインナップ

シリーズ
 2012(平成24)年7月現在、次のようなシリーズラインナップとなっている。
 シリーズ中、映画撮影用カメラであるCINEMA EOS SYSTEMのみが異色である。

EOS シリーズ
 銀塩カメラのEOSである。
 長く新製品は作られておらず、2016(平成28)年2月現在、現行製品は一機種のみで、かつ在庫希少である。

EOS DIGITALシリーズ
 2013(平成25)年7月現在、次の製品が存在する(発売前のものを含む)。
 現時点では、一桁のものが高級機、桁数が増えるほど入門機、という方針になっているようである。

EOS Mシリーズ
 EOS Mのシリーズのみ一眼レフカメラではない。

デジタルシネマカメラ

バッテリー
 EOSデジタル以降も、バッテリーは変遷を遂げた。

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