ISO/IEC 8859-7
読み:アイエスオウ-アイイースィー-はちはちごーきゅう-なな
外語:ISO/IEC 8859-7

 ISOによって規定された文字集合の規格ISO/IEC 8859のうち7番目の仕様。
目次

概要
 この仕様はGreekとも呼ばれ、現代ギリシャ語に対応するギリシャアルファベット集合を定義する。
 CHARSET_NAME(CCS名)は「ISO-8859-7」である。

仕様
 ISO/IEC 8859-7となる以前は、ELOT-928やECMA-118:1986などと呼ばれていた。

沿革


 最初の1987(昭和62)年版に対し、新しい2003(平成15)年版はユーロ記号などを含む3文字が追加されている。
 現在、単に「8859-7」と言った場合は、後者、2003(平成15)年版を指す。

他のISO登録状況

1987(昭和62)年版
 初版はISO-IR 126として登録されている。
 ISO-IR 126のISO/IEC 2022におけるエスケープシーケンスは次のとおり。

2003(平成15)年
 これに10/4へユーロ記号EURを追加するなどされた拡張版がISO-IR 227として登録されている。
 ISO-IR 227のISO/IEC 2022におけるエスケープシーケンスは次のとおり。

ISO/IEC 8859-7文字集合
 ここに示すのは、2003(平成15)年版の文字集合である。
 上位4ビット
2/103/114/125/136/147/15
0NBSP°Ππ
1±ΑΡαρ
22Β βσ
3£3ΓΣγσ
4EURΔΤδτ
5ΕΥευ
6Α'ΖΦζφ
7§ΗΧηχ
8¨Ε'ΘΨθψ
9(C)Η'ΙΩιω
10Ι'Κκ
11Λλ
12Ο'Μα'μο'
13SHY1/2Νε'νυ'
14 Υ'Ξη'ξω'
15Ω'Οι'ο 
 2003(平成15)年版で追加されたのは、次の3文字である。

対応する言語
 ISO/IEC 8859-7が公式ないし事実上、対応できる言語は次の通り。
 また次の言語はISO/IEC 8859-1でもISO/IEC 8859-7でも表現できる。

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