トランスポート層
読み:トランスポートそう
外語:transport layer
OSI参照モデル
の
レイヤー4
(第4層)となる
通信プロトコル
の階層構造。中位層の上位。
目次
概要
特徴
サービス
TCP/IPプロトコルスイート
主なプロトコル
第3層+第4層
第4層
概要
セッション層
(
レイヤー5
)からの要求に応じ、そして
ネットワーク層
(
レイヤー3
)に対して要求を行なう。
このレイヤーの目的は、伝送を行なうエンドシステム間で直接対話を行なうことにある。
例えば
TCP/IP
なら
TCP
がトランスポート層に該当する。
通信プロトコル
レベルでの
認証
、
暗号化
、
圧縮
などはこの層で処理される。
特徴
サービス
ネットワーク層の主なサービスは以下の通り。
コネクション型通信
パケットの到着順序の保証
信頼性
フロー制御
輻輳制御
多重化
TCP/IPプロトコルスイート
インターネットプロトコルでは、OSI参照モデルが完全には実装されていない。
IEFTはインターネットプロトコルの階層構造は、
RFC 1122
において4層で定義されており、以来一度も変更されていない。
そのTCP/IPプロトコルスイートでも、トランスポート層はOSI参照モデルと対応している。
主なプロトコル
現在でもよく使われている、インターネットに関連深いレイヤー4・トランスポート層関連のプロトコルは、次の通り(原則としてアルファベット順)。
第3層+第4層
NetBEUI
XNS
(
IPX/SPX
の原形)
第4層
SPX
TLS
TCP
TLS
(SSLの後継、RFC 2246)
WTLS
UDP
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