AQUOS PHONE es
読み:アクオスフォン-エス
外語:AQUOS PHONE es

 WILLCOMの、シャープ製のAndroidスマートフォン。型番「WX04SH」。
目次

概要
 2013(平成25)年7月4日発表、2013(平成25)年9月19日発売。
 WILLCOM向けのシャープ製スマートフォンである。日本製にして初のスマートフォンは、シャープとWILLCOMから始まった「W-ZERO3」であり、その後継は「W-ZERO3 [es]」だった。更に後継のアドエスこと「Advanced/W-ZERO3 [es]」と共に、大成功を遂げた。
 AQUOS PHONE esは、その[es]にあやかって命名されたとする、シャープ製としては初のWILLCOM向けAndroidスマートフォンである。

製品仕様
 採用されたオペレーティングシステム(OS)はAndroid 4.1でAPIレベル16である。
CPUQUALCOMM MSM8260A 1.5GHz(デュアルコア)
液晶ディスプレイ約4.0インチ晶、フルワイドVGA(480×854ドット)
メモリーROM 8Giバイト、RAM 1Giバイト
通信機能PHS(1900MHz) (通話/データ通信)
W-CDMA(900/1500/2100MHz) (ソフトバンク3G)
無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)
Bluetooth 3.0+EDR
赤外線通信
おサイフケータイ (FeliCa)
デジタルカメラアウトカメラ 約490万画素/CMOS
インカメラ 約30万画素/CMOS
質量約134g(バッテリー装着時)
外形寸法約120×60×11.9mm(突起部除く)
接続端子USB 2.0/microUSB (MHL対応)
イヤホンジャック (3.5〓丸型)
カードスロットmicroSDカードスロット (microSDHCまで対応)
microUSIMカードスロット
連続通話時間約14時間(PHSモード)、約13時間(3Gモード)
連続待受時間約400時間(PHS/3Gデュアルモード)
フル充電時間約3.5時間
防水IPX5/IPX7

特徴

バージョン

沿革

コンセプト
 対抗となるDIGNO DUAL 2は、ほぼ全部入りのスマートフォン「DIGNO R 202K」をベースにPHSを追加したものである。
 AQUOS PHONE esは、比較的機能を絞った「小さくて軽い」ミッドレンジの端末「AQUOS PHONE ss 205SH」をベースにしており、使いやすさを優先している。簡単には、205SHとは違い放射能が測れない代わりにPHSが使える端末となっている。
 両者で価格は殆ど変わらないが、性能はかなり違う。

比較
 対抗となるDIGNO DUAL 2と比較すると、次のような差がある。

問題点

メールアドレス
 DIGNO DUAL/DIGNO DUAL 2と同様に、PHSで契約したpdx.ne.jpやwillcom.comのメールアドレスが使えない。
 PHSデータ通信が使えるため、PHS網からしか接続できないWILLCOMのメールサーバーに接続すること自体は技術的に可能だったはずだが、ライトメールに対応しないため、メール着信の情報が受信できない。
 このため、この端末もPHSのメールが使えないことになったようである。

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