CPU
読み:スィーピーユー
外語:CPU: Central Processing Unit
マイクロプロセッサー
のうち、中央処理を行なうもの。中央処理装置、中央演算処理装置。
目次
概要
特徴
CPUのシェア
周辺装置
パーソナルコンピューター
概要
パソコン
からゲーム専用機、あるいは大型の
スーパーコンピューター
まで、その規模を問わず、多数のマイクロプロセッサーから構成されている。
そのうち、
五大装置
のうちの
制御装置
にあたるものを、特にCPUと呼ぶ。但し現在、CPUは制御装置だけでなく
演算装置
も持つのが当たり前であるため、両方を合わせて
処理装置
と呼ぶ。
かくして、CPUは「コンピューターの脳味噌」と呼ばれたり、また車に譬えて「コンピューターのエンジン」などと呼ぶこともある。
特徴
CPUのシェア
CPUは様々な製品が存在し、CPUのシェアは、時代よって大きく変遷を遂げてきた。
2013(平成25)年現在は、ほぼ以下のような状況である。どの界隈も、1強1弱と、幾つかのその他が乱立する状態である。
Windowsパソコン
Intel x86 ‐ 80%強(寡占状態)
AMD x86 ‐ 20%弱
スマートフォン/タブレット
ARM
‐ ほぼ全て(ほぼ市場制圧状態)
MIPS
‐ 主としてローエンド機で使われている
SuperH
(SH) ‐ 非常に稀
Intel x86 ‐ 極めて稀
周辺装置
CPUだけでは、CPUは動かない。周辺に様々な
回路
が必要になる。
こういった周辺回路、周辺装置をチップに内蔵した製品もあり、組み込み用途では普及していた。
近年は、Intel Core i7のようなパーソナルコンピューター用CPUでも、従来なら
ノースブリッジ
に搭載されていた周辺回路がチップに内蔵されるようになっている。
用途に応じていろいろある。
MCU
(I/Oその他周辺回路を入れた組み込み用)
ECU
(乗用車用)
パーソナルコンピューター
例えばパーソナルコンピューターなら、少なくとも次のようなマイクロプロセッサーが使用されている。
中央処理プロセッサー
主記憶装置
(メモリー)
画像処理プロセッサー
音響処理プロセッサー
バスコントローラー (内部バス、外部バス)
拡張用ポートコントローラー (
USB
、
IEEE 1394
)
Ethernetコントローラー
パラレルインターフェイス
コントローラー
最近ではUSBのように何でも繋がるようなものが作られ機能の集約が進んでいるが、古い装置なら様々なインターフェイスコントローラーが使われている。
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