MeeGo
読み:ミーゴ
外語:MeeGo
Linuxをベースにした、携帯機器向けのオープンソースのオペレーティングシステム。
情報
- 開発元: Linux Foundation、Intel、Nokia、Novell、AMD、MeeGo Community
- 系統: Linux
- 初出: 2010(平成22)年5月 (MeeGo v1.0)
- 最新: MeeGo v1.2 (2011(平成23)年5月19日)
- プラットフォーム: ARM、x86
- 対象分野: 携帯情報端末
- カーネル種別: モノリシックカーネル (Linux)
- パッケージ管理: RPM
- ライセンス: MeeGo licensing policy
- 記述言語: C++
- 開発状況: 開発終了
特徴
由来
IntelのMoblinと、NokiaのMaemoを統合する形でプロジェクトが発足した。
具体的には、Moblinをベースに、アプリケーション環境をMaemo風にしたものがMeeGoである。
これに、IntelのライバルであるAMDが参加することになり、業界に大きなインパクトを与えた。
しかし、肝心のNokiaはMeeGoを捨て、Microsoftと提携してMicrosoft Windows Phoneへと乗り換えてしまった。
用途等
イメージキャラクターの雰囲気がどことなく対抗製品のアレのキャラに似ているのが気になるが、アレとは違い、基本的にはC/C++で開発する。ただ、Java、C#、Ruby、Perlといった様々な言語が利用出来るようになっている。
そして用途も、スマートフォン、タブレットコンピューター、ネットブック、インターネット対応テレビなど、様々なものが想定されている。
後継
Nokiaの離反により、MeeGoは自然崩壊した。
後継は、元Nokiaのチームが立ち上げたベンチャー企業「Jolla」による「Sailfish OS」や、HTML5ベースのアプリケーションをフォーカスにしたサムスン電子とIntelが舵取りをする「Tizen」が知られている。
とはいえ、MeeGoの残念な完成度を見れば、これらに期待する人は多くはない。
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