スマートフォン
読み:スマートフォン
外語:smart phone
音声通話の他に、
ショートメッセージサービス
(SMS)、
電子メール
、
Webブラウザー
その他様々な機能を拡張できるようにした、多機能な
携帯電話機
。
目次
概要
特徴
由来
よく見られる操作系の用語
センサー類
補足
ガラケーからの輸入機能
差異
パク&ラレ
概要
PDA
に
受話器
と
送話器
が用意され、通話機能やメール機能はPDAにインストールされている
OS
上で動くアプリケーションによって提供される携帯電話機と考えればよい。
日本で初めて発売されたスマートフォンは
Vodafone
の702NK(
Nokia
製)、日本製では
WILLCOM
の
W-ZERO3
(
シャープ
製)となる。
但し、特別にスマートフォンと呼ばれていなくても、日本の携帯電話機はどれも非常に多機能であり、海外のものに比べると非常にスマート(賢い)である。
特徴
由来
海外の携帯電話機は、元々は非常に低機能だった。
日本の先進的な電話機は、先進的すぎて「
ガラパゴスケータイ
」(略してガラケー)などと呼ばれ海外では売れなかったが、遅ればせながら海外メーカーが日本の携帯電話機の劣化コピー品をスマートフォンと称して売ったところ大ヒットした。
その後もせっせと、先進的な日本の携帯電話機の機能を取り込み高機能化し、徐々に日本の携帯電話機に性能が近づいてきている。
なお、対抗であるガラパゴスケータイは蔑称であるとし、今では「
フィーチャーフォン
」などとも呼ばれている。いずれにせよ日本の携帯電話機は、安物でも世界最先端の一つである。
よく見られる操作系の用語
スマートフォンの操作に関する、よく使われている専門用語は次の通り。
触る/突付く
タップ
(タッピング)
ホールド
滑らせる
スワイプ
ジェスチャー
フリック
摘む
ピンチイン
(ピンチクローズ)
ピンチアウト
(ピンチオープン)
振る
シェイク
センサー類
スマートフォンは、様々な
センサー
を搭載し多機能化する傾向にある。よく搭載されているセンサーは、次の通り。
圧力センサー
(
気圧センサー
)
温度センサー
(外気温センサー)
加速度センサー
近接センサー
湿度センサー
ジャイロセンサー
(角度センサー)
地磁気センサー
光センサー
(照度センサー)
Androidでは、
センサークラス
として様々なセンサーへの対応がある。
補足
ガラケーからの輸入機能
日本の「ケータイ」という装置は極めて多機能で、次のような機能が遅れていた海外のケータイに輸出されスマートフォンを誕生させた。
電子メール
Webブラウザー
カメラ
QRコード
読み取り
GPS
PDA
機能
音楽プレイヤー
非接触ICチップ(NFC)
以下は今のところ日本のスマートフォン限定。
赤外線通信
ワンセグ
TVチュ一ナ一
差異
日本向けの国産ケータイは日本で生活するのに必要な機能を持っている。舶来のスマートフォンは、必ずしもそうではない。
フィーチャーフォンのすごいところ ‐ ワンセグ、おサイフ、赤外線
スマートフォンのすごいところ ‐ PCサイトのみやすさ、拡張性
フィーチャーフォン
は、最低でも電話用の数字ボタンは用意し、隙あらばフルキーボードも付ける。何よりも操作性や実用性が重視される。毎日使う生活用品だからである。
対してスマートフォンは、
タッチパネル
を使い、ボタンを使わないで操作することを良しとする、つまり操作性より見た目が重視される傾向が強い。
パク&ラレ
舶来のスマートフォンは、ガラパゴスケータイ(ガラケー)などと呼び貶した日本の携帯電話機の機能を積極的にパクるという行動をとった。
また、スマートフォンも、
iPhone
と
Android
搭載機で世界を二分しているが、これも互いにパクリあっているというのが現状である。
NFC
チップ対応
加速度センサー
や
ジャイロセンサー
iPhoneが初でAndroidは全てiPhoneのパクリといった印象操作が進行しているが、これは事実ではない。
そもそもこれらは日本のガラケーからのパクリだが、ジャイロを先にパクったのはAndroidで、iPhoneはAndroidでジャイロを使った機能を見てから真似して搭載したものである。
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