水平解像度
読み:すいへいかいぞうど
外語:horizontal resolution

 解像度のうち、水平方向(横方向)におけるドット分離性能。
目次

概要
 この解像度の値が高いほど、画像の細かい部分まで再現可能になるので、画質の向上につながる。
 水平解像度を上げるためには、同一の画面書換回数において周波数範囲を広げる必要がある。リフレッシュレートが同一なら、CRTや回路の応答(対応)周波数が広いほど水平解像度は高くできる。

特徴

主な解像度
 電子計算機の画像では、例えばPC-9800シリーズや、PC/AT互換機VGAでは640が水平解像度、SVGAの1280×1024などの画面では、1280が水平解像度となる。
 またAV機器では、DVDが500 TV本以上、LDが430 TV本、S-VHSが400 TV本、VHSVideo CDが240 TV本となっている。

TV本
 TV本というのは、アスペクト比部分を補正するという意味がある。
 例えばアスペクト比が4:3であれば、水平解像度が500本だとしてもTV本で言えば3/4の数字の375本となる。考え方としては、縦方向に内接する円の範囲における水平解像度のことである。
 例えば、DVCなどは水平方向で720画素を持つが、TV本で表現すると720×(3/4)=540 TV本となる。そのため「500本以上」などと表現されている。

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