デフォルト設定は何れのOSでも「On」である。但し、Windows 3.1と、Windows 95以降では画面が大きく違っている。
Windows 3.1の場合、青画面に切り替わる。Enterを押して現在のタスクの強制終了するか、もう一度Ctrl+Alt+Deleteを押してソフトリセットするかをユーザーに選ばせる。
Windows 95以降では、現在実行中のプロセス一覧が表示され、応答のないプロセスはその旨を表示する。動作しないプロセスを終了するか、もう一度Ctrl+Alt+Deleteを押してソフトリセットするかをユーザーに選ばせる。 Windows NT以降
Windows NT系では、ログオン・ログオフに使うキーとなり、ソフトリセットとは無縁となった。
これは、公式にはセキュリティのため、とされている。
なぜなら通常のアプリケーションは定義できないキーの組み合わせ(キーコンビネーション)であり、絶対に通常のアプリケーションが使っていない、唯一のキーの組み合わせだからである。
ログオン画面を偽装するスパイウェア対策を考えると、ログオン画面を表示させるというセキュリティリスクの高い操作には最適のキー操作であり、新たなキー操作を定義する合理的理由はなかった、といった説明がなされている。
そしてWindows NT系では、原則としてCtrl+Alt+Deleteを受け取ることができるのはwinlogon.exeというプロセスのみであるため、例えパスワードを奪おうとする悪意あるソフトウェアを作ろうとしても、理論上はできない。
しかし現実として、どう考えても障害者や高齢者に優しくないキー操作を、強引にこのような重要な箇所に採用したのは、Ctrl+Alt+DeleteからWindowsのハングアップを連想させなくするための必死の抵抗とも考えられる。 Linux Linuxの場合もBIOSは用いていない。キー入力は、キーボードデバイスドライバーが受け持っている。
そして、通常はCtrl+Alt+Deleteを認識すると、SIGINTシグナルをinitに対して送信する。initは、/etc/inittabファイルを参照し、ここに書かれているctrlaltdelアクションを実行する。通常は、次のような設定になっている。
# Trap CTRL-ALT-DELETE
ca::ctrlaltdel:/sbin/shutdown -t3 -r now