Microsoft Windows 3.1
読み:マイクロソフト-ウィンドウズ-さんてんいち
外語:Microsoft Windows 3.1
1992(平成4)年に発売され、16ビット版
Microsoft Windows
として長く使われることになる
GUI
。日本では1993(平成5)年の春に発売された。なお、後継は
Windows 95
である。
目次
概要
特徴
Win16
IBMとWindows 3.1
裏技
起動画面の変更
概要
Windows 3.0
で多発したUAE(回復不可能なアプリケーションエラー)の発生を減らす改良が加えられた。
Windows 3.0と同様に
MS-DOS
から起動する
アプリケーション
の一つであり、Windows 3.1自体は
オペレーティングシステム
ではない。
特徴
Win16
16ビット版最後のWindowsである。
このバージョンから、Windows V2互換の
リアルモード
は廃止された。
OSレベルで
ネットワーク
に対応しない、
シリアルポート
関連や
ディスク
管理が貧弱などの弱点も多かったが、寿命は意外にも長かった。
IBMとWindows 3.1
IBM
はなぜか
Windows 98
の時代に至ってもなお、
OS/2 Warp
やWindows 3.1とLotus Notesをメインに使っていた。これはIBMが
Windows 95
以降への移行を拒んでいたためである。
しかし、やがてソフトウェアの調達も難しくなり、
Windows 2000
になってようやく新しいWindowsを使い始めたようだ。これは見方を変えれば、IBMからするとWindows 95やWindows 98は信頼性が低く実用にならないという判断が働いたのかもしれない。
裏技
起動画面の変更
Windows 3.1の起動ロゴは変更することができる。手順は以下の通り。
BMP
画像を用意する(用意した
ファイル名
はvgalogo.rleとする)
vgalogo.rleを\windows\systemにコピー
カレントディレクトリ
を\windows\systemに変更
コマンドライン
から copy /b win.cnf+vgalogo.rle win.com を実行
このとき、win.comが64Kiバイトを超えないようにする
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