H-IIAロケット5号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-ごごうき
外語:H-IIA F5: H-IIA Launch Vehicle No.5
宇宙開発事業団(
NASDA
、後の
JAXA
)により開発された
H-IIAロケット
の本番 第3号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
気象
計画
情報
同型のロケット
概要
H-IIAロケット
の第5号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第36号機である。
「H-IIA・F5」とも呼ばれる。
2003(平成15)年3月28日10:27(@102)に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より発射され、無事に成功した。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA2024
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A
×2基
一段目固体補助ロケット:
SSB
×4基
ペイロード(積載物)
情報収集衛星
IGS-R1 (レーダー1号、合成開口レーダー衛星)
IGS-O1 (光学1号、光学衛星)
打ち上げ
気象
ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、北北西の風6.6m/s(6m/cBeat)、
気温
は15.1℃だった。
計画
情報収集衛星
が2機搭載された。この衛星は、国防/軍事的な性質のものなので、安全保障上の問題から、これまでと違い打ち上げのライブ中継はされなかった。
打ち上げ価格中、ロケット側コストは98億円とされている。
同型ロケットのH-IIA・F3が102億円とされているので、コスト低減は確実に進んでいるようである。このロケットには、ライブ中継用カメラなどは付けられていなかったようだ。
情報
同型のロケット
H-IIA2024
のロケットは、他に以下がある。
H-IIAロケット試験機2号機
(
つばさ
など)
H-IIAロケット3号機
(
こだま
、
USERS
)
H-IIAロケット6号機
(情報収集衛星)
H-IIAロケット9号機
(
運輸多目的衛星
ひまわり7号
)
H-IIAロケット12号機
(情報収集衛星)
H-IIAロケット14号機
(超高速インターネット衛星)
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