H-IIAロケット3号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-さんごうき
外語:H-IIA F3: H-IIA Launch Vehicle No.3
宇宙開発事業団(
NASDA
、後の
JAXA
)により開発された
H-IIAロケット
の、初の本番機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
気象
計画
情報
同型のロケット
概要
H-IIAロケット
の第3号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第34号機である。
「H-IIA・F3」とも呼ばれる。
2002(平成14)年9月10日17:20(@388)に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より打ち上げられ、成功した。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA2024
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A
×2基
一段目固体補助ロケット:
SSB
×4基
ペイロード(積載物)
データ中継技術衛星(
こだま
)
次世代型無人宇宙実験システム(
USERS
)
打ち上げ
気象
ロケット打ち上げ時の天候は、西北西の風3.2m/s(3m/cBeat)、
気温
26.9℃であった。
計画
今回の特徴は、初の本番ということである。
発射約14分21秒後にUSERS宇宙機を分離し小笠原追跡局で確認、約29分36秒後にDRTSを分離し
クリスマス島
追跡局で確認し、軌道投入した。
打ち上げ価格中、ロケット側コストは103億円とされている。
情報
同型のロケット
H-IIA2024
のロケットは、他に以下がある。
H-IIAロケット試験機2号機
(
つばさ
など)
H-IIAロケット5号機
(
情報収集衛星
)
H-IIAロケット6号機
(情報収集衛星)
H-IIAロケット9号機
(
運輸多目的衛星
ひまわり7号
)
H-IIAロケット12号機
(情報収集衛星)
H-IIAロケット14号機
(超高速インターネット衛星)
再検索