H-IIBロケット6号機
読み:エイチトゥービー-ロケット-ろくごうき
外語:H-IIB F6: H-IIB Launch Vehicle No.6
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
により開発された
H-IIBロケット
の6号機で、本番 第5号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
気象
計画
沿革
情報
打ち上げシーケンス
概要
H-IIBロケットの第6号機であり、日本の大型
液体燃料ロケット
第68号機である。
「H-IIB・F6」とも呼ばれる。
2016(平成28)年12月9日に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
の吉信第2射点より発射方位角108.5°で打ち上げられ、成功した。
諸元
ロケットの仕様
形式
一段目:
LE-7A
×2基(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B-2
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A3
×4基
フェアリング
5.1m外径 HTV専用フェアリング (5S-H型)
ペイロード(積載物)
宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)
サブペイロード
小型衛星7機
打ち上げ
気象
ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、北西の風4.3m/s(4m/cBeat)、
気温
15.5℃であった。
計画
打ち上げ時刻は、国際宇宙ステーションの軌道により決定されており、次のように発表されていた。
打ち上げ予定日時: 2016(平成28)年10月1日02:16(
30日
@761)頃
打ち上げ予備期間: 2016(平成28)年10月2日〜2016(平成28)年11月30日
打ち上げ時刻は秒単位で決定されるが、これは最新の国際宇宙ステーションの軌道により決定される。予備期間中の打ち上げ日及び時刻については、国際宇宙ステーションの運用に係る国際調整により決定する。
しかし、配管の気密性検査にて漏洩が発見されたため、修理のために延期となった。新たな計画は次の通りである。
打ち上げ予定日時: 2016(平成28)年12月9日22:26:47(@601)
打ち上げ予備期間: 2016(平成28)年12月10日〜2016(平成28)年12月31日
沿革
2016(平成28)年10月1日02:16(
30日
@761)頃: 当初予定(延期)
2016(平成28)年12月9日22:26:47(@601): 2回目予定(打ち上げ成功)
情報
打ち上げシーケンス
時間は全て速報値。
X+0秒: 発射(リフトオフ)
X+1分50秒: 固体ロケットブースタ SRB-A 燃焼終了
X+2分6秒: 固体ロケットブースタ SRB-A第1ペア 分離
X+2分9秒: 固体ロケットブースタ SRB-A第2ペア 分離
X+3分42秒: 衛星
フェアリング
分離
X+5分48秒: 第1段主エンジン 燃焼停止(MECO)
X+5分56秒: 第1段・第2段 分離
X+6分7秒: 第2段エンジン 第1回推力立上がり(SELI)
X+14分20秒: 第2段エンジン 第1回燃焼停止 (SECO)
X+15分11秒: 「こうのとり6号機」分離、打ち上げ成功
以降は計画値
X+1時間39分5秒: 第2段エンジン第2回始動(SEIG2i)
X+1時間39分58秒: 第2段エンジン第2回燃焼停止(SECO2)
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