H-IIAロケット11号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-じゅういちごうき
外語:H-IIA F11: H-IIA Launch Vehicle No.11
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(かつての
NASDA
)により開発された
H-IIAロケット
の11号機であり、本番 第9号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
気象
計画
情報
H-IIA204
概要
H-IIAロケット
の第11号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第42号機である。
「H-IIA・F11」とも呼ばれる。
2006(平成18)年12月18日15:32(@313)に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より、発射方位角97°で打ち上げられ、成功した。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA204
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A改良型
×4基
フェアリング
5m径フェアリング (5S)
ペイロード(積載物)
技術試験衛星VIII型「きく8号」
打ち上げ
気象
ロケット打ち上げ時の天候は晴れ。
計画
2006(平成18)年10月25日に、2006(平成18)年12月16日に打ち上げる旨発表された。予備期間は12月17日〜翌年2月28日で、打ち上げ時刻は15:32〜15:44(日本時間標準時)とされた。
当日12月16日になり、射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲が観測され、回復の見込みがないため延期、12月18日15:32〜15:44(日本時間標準時)とする旨、発表された。
情報
H-IIA204
11号機は、
H-IIA204
である。
LE-7A
に
SRB-A
×4本、
LE-5B
という構成は、この11号機が初めてとなった。
このロケットは、試験衛星の打ち上げが目的とされているが、のみならずロケット自体も新規開発のタイプであり、打ち上げ全体が試験となっている。
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