キク科
読み:きく-か
外語:Asteraceae
被子植物
のうち、菊を含む一群。分類体系により内容は異なるが、新エングラー分類法、クロンキスト分類法、APG分類法いずれにも存在する。
目次
情報
分類
旧階層
新エングラー分類法
クロンキスト分類法
下位分類
特徴
代表的な植物
情報
分類
▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。
ドメイン
:
真核生物
Eukaryota
界:
植物界
Plantae
門:
被子植物門
Angiosperm
▼: 真正双子葉類 eudicots
▼: 基幹真正双子葉類 core eudicots
▼: キク群 asterids
▼: 第2真正キク群 euasterids II
目: キク目 Asterales
科: キク科 Asteraceae
旧階層
古い分類法での階層構造は次の通り。
新エングラー分類法
門:
被子植物門
Angiospermae
綱:
単子葉植物綱
Monocotyledoneae
亜綱:
合弁花亜綱
Tubiflorae
目: キキョウ目 Campanulales
科: キク科 Compositae
クロンキスト分類法
門: モクレン門 Magnoliophyta
綱: モクレン綱 Magnoliopsida
亜綱: キク亜綱 Asterdiae
目: キク目 Asterales
科: キク科 Asteraceae
下位分類
キク科は顕花植物の中で最大の科であり、約1000属、2万種が属する。
分類法にもよるが、少なくとも12の亜科に分けられている。代表は、タンポポ亜科とキク亜科である。
Asteroideae
キク亜科
Barnadesioideae
Carduoideae アザミ亜科
Cichorioideae タンポポ亜科
Corymbioideae
Gochnatioideae
Gymnarrhenoideae
Hecastocleidoideae
Mutisioideae ムティシア亜科
Pertyoideae
Stifftioideae
Wunderlichioideae
亜科の下に、更に連も置かれているが、ここでは略す。
特徴
菊やタンポポのように、小さな花が集まって頭状花になることを特徴とする。
代表的な植物
所属する代表的な植物に、次のようなものがある。
秋麒麟草
朝霧草
薊
アスター
菊
コスモス
ステビア
タンポポ
百日草
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