塩酸メチルエフェドリン |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM) |
読み:えんさんメチルエフェドリン |
外語:Methylephedrine Hydrochloride |
品詞:名詞 |
エフェドリン類の鎮咳剤。「メチルエフェドリン塩酸塩」ともいう。
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物質の情報 |
光学異性体あり。
塩酸メチルエフェドリン
常温常圧乾燥下では無色の結晶または白色の結晶性粉末で無臭。味は苦い。
誘導体、関連物質の例 |
薬品の情報 |
薬効薬理 |
主要な用途は次のとおり。
作用機序 |
気管支に炎症ができると気道が狭まり、呼吸が苦しくなったり咳が発生する。
塩酸メチルエフェドリンは気管支のβ受容体に作用し、気管を広げることで症状を緩和する。
副作用など |
血圧上昇、頭痛、めまい、悪心、嘔吐、幻覚や妄想を伴う精神症状などの副作用をもたらす場合がある。
この薬の薬理作用は交感神経を興奮させることであるが、延いては副交感神経の抑制が起こることになる。男性の勃起は副交感神経の働きであるため、副作用により勃たなくなることもある。EDぎみの場合には悪化させるおそれがあるので服用には注意が必要。
規制区分 |
リンク |
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