抗ヒスタミン剤。アレルギー性の症状を抑える。風邪薬や鼻炎薬、あるいは痒み止めなどに使われている。
- 分子式: C17H21NO・HCl
- 分子量: 291.82
- 比重: (該当資料なし)
- 融点: (該当資料なし)
- 沸点: (該当資料なし)
- CAS番号: 147-24-0
- ICSC番号: (登録なし)
- 化学名: diphenhydramine hydrochloride
塩酸ジフェンヒドラミン
- 外観: (該当資料なし)
- 溶解性: (該当資料なし)
主要な用途は次のとおり。
- くしゃみ、鼻水、鼻づまり、(目などの)かゆみ等のアレルギー症状
ヒスタミンと競合的にヒスタミン受容体に結合することで、ヒスタミンの作用を妨害し、もってアレルギー症状を緩和軽減する。
症状の根本原因を治療するものではないが、予防的内服により症状を緩和できるため、広く使われている。
抗コリン作用がある。従って、他の同様の副作用の薬剤と同様、次のような服作業が生じうる。
- 口渇 (口の渇き)
- 眠気
- 目眩い
- かすみ目
- 悪心 (吐き気)
- 立ちくらみ
- 胃部不快感
- 食欲不振
- 便秘
- 排尿困難 (尿が出にくい)
- 動悸や不整脈などの心機能障害(障礙)
- レスタミンコーワ錠 (興和)
- ベナ錠 (佐藤製薬)
- ドリエル (エスエス製薬)
用語の所属
抗ヒスタミン剤
関連する用語
抗コリン作用