抗コリン作用 |
辞書:科学用語の基礎知識 医学・用語編 (BMEDY) |
読み:こうコリンさよう |
品詞:名詞 |
抗鬱薬や抗精神病薬に見られる副作用の一つ。神経伝達物質の一つアセチルコリンの作用が妨害されて発生することから、この名がある。
|
概要 |
主要な症状 |
主に、次のような症状が見られる。
結論 |
色々な症状があるが、全体としてみれば、結論は「体の汁物が減る」に尽きる。
口が渇く、尿が減る、胃酸が減って胃が不調、涙が減って目が痛い、などなど、水分が外に出るのが減る症状が見られる。
これを利用して、風邪薬として「鼻水を和らげる作用」を利用したりもするが、尿が出にくくなる「尿閉」などの副作用もあるため注意も必要になる。
特徴 |
病因 |
尿が出にくくなる作用は、膀胱の筋肉を緩めて膀胱容量を増やし、また膀胱の収縮を抑える働きによるものである。
副作用としては煩わしいものの一つである。
逆に、主作用として頻尿や尿失禁、夜尿症を抑える薬(抗コリン薬)として使われることもある。
対策 |
水分を多目に取らないと便秘になりやすいので、心がけるべきである。
また眼圧上昇に伴い、目が張った感じがする等の症状がでることがある。緑内障を悪化させる恐れがあるので注意が必要である。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |