塩酸オキシブチニン |
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI) |
読み:えんさん-オキシブチニン |
外語:oxybutynin hydrochloride |
品詞:名詞 |
頻尿・尿失禁治療剤。抗コリン薬。膀胱の収縮を抑えることで膀胱容量を増やし、様々な原因で生じる頻尿や尿失禁の対処療法に用いられる。
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物質の情報 |
分子式C22H31NO3・HCl、分子量393.95。融点125℃〜130℃。CAS番号1508-65-2、5633-20-5(フリーベース)。化学名4-diethylamino-2-butynyl(±)-α-cyclohexyl-α-phenylglycollate hydrochloride。常温常圧乾燥下では白色ないし灰白色の結晶性の粉末。
塩酸オキシブチニン
薬効薬理 |
塩化カルシウム、塩化バリウム、塩化カリウム、あるいはアセチルコリンやATPによる神経刺激や膀胱筋肉収縮を抑制し、膀胱容量を増加させる。
製品例 |
製品例にポラキス(アベンティスファーマ)がある。
副作用など |
口渇、排尿困難、便秘、胃部不快感など。また稀に、血小板減少や麻痺性イレウス等が現われることがある。
リンク |
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