膀胱 |
辞書:科学用語の基礎知識 生物学・器官名称編 (BBORGN) |
読み:ぼうこう |
外語:bladder |
品詞:名詞 |
泌尿器の一つで、腎臓から送られてくる尿を一時的に溜めておくための、筋肉性の袋状の器官。
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概要 |
へその下の腹側に位置する。
左右の腎臓から計2本の尿管が繋がっており、また排尿のための尿道が一つある。
尿が貯まっていない時は収縮しているが、尿が貯まってくると膨らむ。
特徴 |
容量 |
膀胱容量は成人で約250ml〜600ml程度といわれるが、個人差が大きい。
普段の状態では一時間あたり約60mlの尿が腎臓から送られてくるので、概ね4〜6時間程度で膀胱は満タンになる計算である。逆算すれば、全て満タンで排尿を行なうとすれば、一日平均4〜5回トイレに行くことになる。
膀胱壁 |
膀胱の壁が膀胱壁である。
内側から順に、粘膜、筋層、漿膜の三層からなり、うち粘膜は膀胱内の尿量と膀胱の収縮状態によって厚さが変化する。
膀胱壁を構成する筋肉は膀胱排尿筋と呼ばれる平滑筋である。排尿時は排尿筋を収縮させ、内尿道口(膀胱の出口)にある内尿道括約筋(膀胱括約筋)を弛緩させる。
疾病、疾患 |
膀胱に関連する主な疾病は次の通り。
リンク |
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