C6-C3単位を基本骨格とする化合物やその誘導体の総称。リグノイドとも。
C6-C3単位の個数によって、次のように分類される。
- 1個 ‐ モノフェニルプロパノイド
- 2個 ‐ ジフェニルプロパノイド
- 多数 ‐ ポリフェニルプロパノイド
芳香を持つものは香料などに使われる。
骨格のベンゼン環が水酸基(‐OH)で修飾されているものは還元性を示すことが多い。
殺菌作用を持っていたり、発がん性を有するものがあったりなど、反応性が高いものが多い。
- 4-MTA ‐ 麻薬
- MDEA ‐ 合成麻薬
- MDMA ‐ 合成麻薬
- アスパルテーム ‐ 人工甘味料
- アネトール ‐ アニスやフェンネルの香気成分
- イソフェルラ酸 ‐ カルボン酸
- ウンベル酸 ‐ カルボン酸
- エフェドリン類 ‐ 覚醒剤
- オイゲノール ‐ クローブやシナモンの香気成分
- カフェー酸(コーヒー酸) ‐ カルボン酸
- クマル酸 ‐ カルボン酸
- クロマン ‐ 部分飽和ヘテロ多環
- 桂皮酸 ‐ カルボン酸
- シナピン酸 ‐ カルボン酸
- セロトニン ‐ アミン類の神経伝達物質
- チロシン ‐ 芳香族アミノ酸
- フェニルアラニン ‐ 芳香族アミノ酸
- フェニルプロパノールアミン ‐ 覚醒剤
- フェルラ酸 ‐ カルボン酸
- フロレト酸 ‐ カルボン酸
- メタンフェタミン ‐ 覚醒剤
関連する用語
C6-C3単位