合成甘味料の一つで、砂糖を原料として合成される。
- 分子式: C12H19Cl3O8
- 分子量: 397.64
- 比重: (該当資料なし)
- 融点: (該当資料なし)
- 沸点: 130℃
- CAS番号: 56038-13-2
- ICSC番号: (登録なし)
- 化学名: 4,1',6'-トリクロロガラクトスクロース
スクラロース
- 外観: 白色〜淡灰白色の結晶性粉末で、無臭
- 溶解性: 水に溶けやすい
ロンドン大学クイーン・エリザベス・カレッジとTate&Lyle社の共同研究により開発された。具体的には、蔗糖の水酸基のうち3つを塩素原子で置換して生成したものである。
米国では1998(平成10)年に使用許可、日本では1999(平成11)年7月に食品添加物に指定されて使用可能となった。
砂糖の約600倍の甘味がある。
味質は砂糖に近く、風味も、苦味や金属味がないばかりか、むしろコクを増やす働きまで持っていながら、砂糖よりも安全である。
スクラロースは消化・吸収されない。従ってノンカロリー甘味料である。
吸収されないため大量に食べると下痢になるが、これは、同様に消化されない食物繊維の場合も同様である。
危険性
- 引火点: (該当資料なし)
- 発火点: (該当資料なし)
- 爆発限界: (該当資料なし)
有害性
- 刺激
- 腐食性: (該当資料なし)
- 刺激性: (該当資料なし)
- 感作性: (該当資料なし)
- 毒性
- 急性毒性: (該当資料なし)
- 慢性毒性: (該当資料なし)
- がん原性: (該当資料なし)
- 変異原性: (該当資料なし)
- 生殖毒性: (該当資料なし)
- 催畸形性: (該当資料なし)
- 神経毒性: (該当資料なし)
環境影響
- 分解性: (該当資料なし)
- 蓄積性: (該当資料なし)
- 魚毒性: (該当資料なし)
用語の所属
人工甘味料
合成甘味料
関連する用語
蔗糖
アセスルファムカリウム