江ノ島電鉄
読み:えのしまでんてつ
外語:Enoshima Electric Railway Co.,Ltd
神奈川県で
江ノ島電鉄線
を営業している
中小私鉄
(中小民鉄)の一つ。
PASMO
に加盟している。通称「江ノ電」(えのでん)。
目次
概要
基本情報
沿革
路線
特徴
ICカード
乗り継ぎ
えのんくん
概要
基本情報
商号: 江ノ島電鉄株式会社 Enoshima Electric Railway Co.,Ltd
本社:
神奈川県
藤沢市片瀬海岸1丁目4番7号
設立: 1926(大正15)年7月10日
資本金
: 3億円 (2011(平成23)年4月1日現在)
代表者: 取締役社長 深谷研二 (2011(平成23)年4月1日現在)
従業員: 415名(出向者含む・臨時雇除く) (2011(平成23)年4月1日現在)
沿革
1900(明治33)年11月25日: 江之島電気鉄道株式会社創立総会 (資本金20万円)
1902(明治35)年9月1日: 藤沢〜片瀬(現・江ノ島)間開業
1910(明治43)年11月4日: 藤沢〜小町(現・鎌倉)間全線開業
1911(明治44)年10月3日: 横浜電気株式会社が江之島電気鉄道を吸収合併
1921(大正10)年5月1日: 東京電灯株式会社(東京電力の前身)が横浜電気を吸収合併
↑ここまでが前史、↓以降が鉄道線の歴史
1926(大正15)年7月10日: 江ノ島電気鉄道設立 (資本金100万円)
1927(昭和2)年7月10日: 乗合バス事業営業開始
1928(昭和3)年7月1日: 東京電灯より江之島線(江ノ電線)の譲渡を受け営業開始
1938(昭和13)年10月20日:
戦時合併
で東京横浜電鉄(現・東京急行電鉄)の傘下
1945(昭和20)年11月27日: 軌道業から地方鉄道業に変更
1947(昭和22)年3月15日: 東京急行電鉄の傘下より分離
1949(昭和24)年6月11日: 乗合バス営業再開
1949(昭和24)年8月1日: 江ノ島鎌倉観光株式会社に商号変更
1949(昭和24)年8月: 不動産業開業
1953(昭和28)年4月1日: 小田急グループ加入
1981(昭和56)年9月1日: 江ノ島電鉄株式会社に商号変更
1998(平成10)年8月12日: 江ノ電バス株式会社設立
2007(平成19)年3月18日:
PASMO
導入
2007(平成19)年6月1日: 株式会社江ノ電バス横浜設立
2008(平成20)年4月1日: 江ノ電バス株式会社が株式会社江ノ電バス藤沢に商号変更
2009(平成21)年10月14日: 京都の
京福電気鉄道
と姉妹提携
2010(平成22)年5月5日: 姉妹提携イメージキャラクターとして「えのん&あらん」を設定
2013(平成25)年3月23日:
交通系ICカード全国相互利用
開始
路線
藤沢〜鎌倉の
江ノ島電鉄線
を営業している。
全線
単線
、
架空電車線方式
・
直流電化
600V。総営業キロ10.0km。
特徴
ICカード
PASMO
に加盟しており、2007(平成19)年3月18日の導入開始初日から利用を開始した。同日から
Suica
も利用可能。
なお、それまでは
パスネット
すら対応しておらず、磁気カードを飛ばしていきなりICカードに対応した。
乗り継ぎ
JRから乗り継ぐ場合、江ノ電藤沢〜江ノ島、小田急藤沢〜片瀬江ノ島には会社をまたぐ
選択乗車
が設定されている。
つまり、JR〜江ノ電、またはJR〜小田急の切符を持っている場合、藤沢〜(片瀬)江ノ島については、江ノ電乗車と小田急乗車が選択できる。
江ノ電が小田急グループということもあるが、このような会社をまたぐ選択乗車の例は全国でも珍しい。
えのんくん
2010(平成22)年に、イメージキャラクターとして「
えのんくん
」が設定された。同時に京福電気鉄道には「あらんちゃん」が設定されている。
江ノ電の「江」の字と電車の前面をイメージしたデザインで、左側にさんずいが付いたゆるキャラである。
電車、そしてバスに、えのんくん号と称するラッピング車両を用意している。外の塗装だけでなく、車内にもえのんくんが多数描かれており、あまりの可愛さに悶絶する人が大勢いるらしい。
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