短い10両編成 |
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道俗語・略語編 (RYOGO) |
読み:みじかい-じゅうりょうへんせい |
外語:short 10-car train |
品詞:名詞 |
東京近郊の東海道本線で、10両編成の列車が来る時に放送される文言。「今度の列車は、短い10両編成で参ります」。
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概要 |
東海道本線を走る列車、東海道線のうち、東京〜熱海は駅ホームが15両編成に対応している。
しかし、熱海以西は10両編成までしか対応していない。
このため東京周辺の東海道線は、10両の基本編成+5両の付属編成の15両編成を基本としており、この付属編成のない10両編成が「短い10両編成」となる。
特徴 |
「短い10両編成」というのは、東京の人口の多さを象徴する表現である。
ラッシュ時間帯では15両でもすし詰め。10両などを走らせようものなら乗り切れない客が発生する。
西の大都市である大阪周辺といえども、人口は東京とは比較にならない。関西で10両以上と言えば、大阪市営地下鉄御堂筋線、阪急京都線、東海道線(JR京都線/JR神戸線)など数えるほどしかない。
例えば大阪と京都を結ぶ京阪なども7両や8両編成が主であり、10両を短いと感じる人は都心部以外には少ないことになる。
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