板橋区
読み:いたばしく
外語:Itabashi city

 東京都板橋区。東京特別区のうち、北西部にある区。
目次

区に関する情報

基本情報

一般情報

通信

象徴

議会(板橋区議会)
 2011(平成23)年5月1日現在、区議会議員、定数46名、現役46名。
 任期2011(平成23)年5月1日〜2015(平成27)年4月30日。

民度、民意
 投票率は平均4〜6割で、投票率は比較的高めの区である。

運輸交通

主な道路
 都道448号区間は、道路は現道があるが、448号としては廃止されている。

道の駅
 区内に道の駅はない。

鉄道
 なお、板橋駅のホームの大半は豊島区である。また浮間舟渡駅は北区にあることになっているが、駅施設の一部が板橋区である。

飛行場
 区内に飛行場は無い。

隣接する自治体

地勢
 北部が低地、南部が高台となっていて、高台は海抜30m前後の武蔵野台地、低地は海抜2m前後で荒川の沖積層で形成される。

略史
 板橋は中山道の第一の宿駅として、また脇街道の川越道の宿場 上板橋宿(弥生町)として栄えた。
 こうして東南部は宿場を中心とした都市となり、一方の志村、徳丸、赤塚地方では江戸向けの大根などの野菜栽培が盛んになり近郊農村として発展した。
 明治期になり北豊島郡が誕生し、板橋宿に郡役所が設けられ、板橋地方は行政の中心になった。その後山手線の開通と板橋駅の開業、大正時代には私鉄の先鞭を切り東上鉄道(東上線の前身)が開通し、板橋・赤羽の開発の基礎となった。1932(昭和7)年の市域拡張により板橋地方も東京市に編入され板橋区となった。1947(昭和22)年に特別区(現23区)の一つになり、同年8月に南西部を練馬区として分離し、現在に至る。
 戦時中は軍需産業で栄え、戦後は精密機械産業で栄えた。昭和40年代になると日本住宅公団(その後、住宅・都市整備公団、都市基盤整備公団を経て現在の独立行政法人都市再生機構)により高層住宅が相次いで建設され、都内でも有数の住宅街となった。

区の特徴
 区の北西側に赤塚城址や板橋区立美術館などがある。都営三田線の志村三丁目駅近くにある熊野神社には志村城址があり、かつての城の痕跡を僅かに残している。また西部に練馬区と跨がって城北中央公園がある。
 まんが「ママはぽよぽよザウルスがお好き」(青沼貴子著)の舞台としても有名。この作品からTVドラマ「板橋マダムス」なども作られている。
 板橋は埼玉県川口市などと近い影響で、下町の工場、といった雰囲気がある。しかし近は外国人も増加傾向で、物騒な事件も増えているようだ。

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