宇都宮市
読み:うつのみや-し
外語:Utsunomiya city

 栃木県宇都宮市。栃木県中央部の中核市で、県庁所在地。
目次

概要

基本情報

通信

象徴

沿革

歴史
 「うつのみや」の市名は、宇都宮の始祖、豊城入彦命を祀っている二荒山神社が「下野一の宮」と呼ばれていたことからといわれている。
 かつて宇都宮城の城下町であったが、戊辰戦争で炎上し、その後の都市開発により、城下町としての町並みは殆ど残されていない。

地理

地勢
 栃木県のほぼ中央、東京からは北に約100kmに位置する。
 肥沃な関東平野のほぼ北端に位置する。
 南北に国道4号東北自動車道、鉄道も東北新幹線などが走り、国土交通幹線の軸上に位置する。このため新幹線なら東京〜宇都宮間は1時間足らずであり、アクセスがよい。また東西には、いつ完成するか分からないが北関東自動車道が整備中である。将来的には国土の横断軸上にも位置する予定。

町域
 市内の主な町域は次の通り(ほぼ50音順)。但し、まだ住居表示未実施の地名がある。

隣接する自治体

運輸交通

主な道路
 国道と多数の県道、広域農道や林道などが走る。

自動車専用道路

一般国道

地方道

道の駅
 市内に道の駅はない。

鉄道

飛行場
 市内に飛行場は無い。

行政

議会(宇都宮市議会)
 2011(平成23)年5月25日現在、市議会議員、定数47名、現役47名。
 任期2007(平成19)年4月〜2011(平成23)年4月。

国政選挙

民度、民意
 投票率は平均5〜6割で、投票率は県内では平均的な市である。

特徴

観光

名産品

特記点
 宇都宮市大谷町を中心として大谷石を産出し、建築や土木用材などとして広く使われている。
 食品関係では、餃子の消費量日本一の都市として有名であるほか、国内外のコンクールで優勝したバーテンダーが多い都市としても有名である。それ以外の宇都宮市や栃木県の代表的な味覚に「しもつかれ」、苺(女峰)、トマト、梨、干瓢、などがある。
 電機分野では家電量販店コジマが宇都宮を基盤としている。
 鉄道分野では、富士重工業の宇都宮車両工場があり、主に気動車や保守用車両が製造されている。

餃子
 総務省が2010(平成22)年2月16日に発表した2009(平成21)年の家計調査によると、宇都宮は餃子への年間支出額で14年連続の全国一位となった。しかし、宇都宮と同様に「餃子のまち」として売り出し始めた対抗の浜松市が50円差にまで迫り、宇都宮は王者の地位が脅かされている。
 宇都宮は1990(平成2)年頃から餃子で町興しを始めたが、その手前、餃子で一番で無ければプライドが許されない状態である。他の食べ物のように全国で作られていて競争が激しい状態なら一位でなくても仕方がないが、宇都宮から餃子を取ったら何も残らない。
 しかも対抗の浜松は、楽器やバイクなど全国的に有名な製品が他にも多数あり、餃子を一番の名物にする必要がない。特別意識せずに普段から食べていたら特に自意識がないのに上位となったという状態で、宇都宮からしてみれば不愉快極まりない状態である。
 しかも、浜松市は独自の調査を基に2007(平成19)年に「餃子消費量日本一」を宣言したことから、ますます宇都宮をいきり立たせることになった。
 両市の行方が注目されている。

再検索