日光宇都宮道路
読み:にっこう-うつのみや-どうろ
外語:Nikko^ Utsunomiya Road
国道119号
と
国道120号
のバイパスとなる
自動車専用道路
の
一般有料道路
で、
地域高規格道路
。愛称は「日光道」。
東北自動車道から日光へ向かう主要な路線の一つとなっている。
目次
道路の情報
起点・終点
法定路線名
沿革
料金
道路の特徴
並行する鉄道
沿道施設、観光地等
トンネル
経由する自治体
関連する情報
愛称について
建設計画
料金とETC
管理の移管
売店
周辺の観光地
インターチェンジなど
道路の情報
起点・終点
起点
: 栃木県
宇都宮市
宝木本町(
宇都宮IC
) (
東北自動車道
)
終点
: 栃木県日光市清滝桜ヶ丘町(清滝IC) (
国道120号
)
延長: 30.7km
法定路線名
一般国道119号日光宇都宮道路 (宇都宮IC〜日光IC)
一般国道120号日光宇都宮道路 (日光IC〜清滝IC)
沿革
1976(昭和51)年12月25日 宇都宮IC〜日光IC間 共用開始
1981(昭和56)年 日光IC〜清滝IC 共用開始
2005(平成17)年6月28日 栃木県道路公社に管理を引継ぐ
2005(平成17)年10月3日 愛称の公募結果「日光道」を発表
料金
栃木県道路公社移管に伴い価格が改定され、安価になった。
料金所は、大沢ICと日光ICの出口と本線に存在する。このため、全体として4段階の距離制料金となっている。
料金は、通常期(5月〜11月)と閑散期(12月〜4月)に分けられて設定されており、大沢IC料金所と大沢本線料金所では、閑散期は割引料金が適用される。
具体的には全区間で、通常期の軽・普通車は450円(旧料金は軽620円、普通920円)であり、閑散期はこれが軽・普通で350円となる。
道路の特徴
並行する鉄道
JR日光線
東武日光線
沿道施設、観光地等
道路周辺はゴルフ場が多い。
古河電気工業日光事業所 (清滝IC)
トンネル
神ノ主山トンネル (栃木県日光市日光)
鳴虫山トンネル (栃木県日光市日光)
経由する自治体
栃木県
宇都宮市
‐ 日光市
関連する情報
愛称について
愛称は「日光道(にっこうどう)」である。
これは、2005(平成17)年8月1日から31日までの間に公募し、同年10月3日に選定、発表されたものである。
公示によると沿道からの応募は全体の30%、県内は全体の50%。採用者は2名、栃木県鹿沼市の女性(66歳)と、沖縄県那覇市の女性(30歳)とのことである。贈呈された記念品は日光彫りである。
建設計画
国道119号日光街道の混雑緩和と杉並木保護を目的として、1976(昭和51)年に宇都宮〜日光間、1981(昭和56)年に清滝までが開通し、日光街道で約75分かかった宇都宮〜日光間を約50分で結んだ。
このうち、起点の宇都宮IC〜日光ICまでが国道119号、日光IC〜終点の清滝ICまでが国道120号である。
また国道119号区間は往復4車線であるが、国道120号区間は何と往復2車線の対面交通で、追い越し禁止である。黄色い線の向こうは反対車線なので注意されたい。
料金とETC
国道119号区間と国道120号区間で別料金である。
かつては、無人で料金を投げ込む方式であった。支払いは
現金
のみである(かつては
ハイウェイカード
も利用できた)。
クレジットカード
は不可。
2007(平成19)年2月22日14:00(@249)より、ETC運用が開始された。
管理の移管
当初、全線で普通車920円(税込)で、2006(平成18)年12月24日に無料開放予定であった。
だが、実はこの道路は当初の予測の30%しか通行量がなく、渋滞がなく快適と大好評の、実に困った道路だったのである。
1954(昭和29)年開通の
日光道路
(
日光いろは坂
)は約55億円の借金(未返済金)を残したまま1984(昭和59)年に無料化、1965(昭和40)年開通の
金精道路
も約64億円を残して1995(平成7)年に無料開放されているが、日光宇都宮道路も億単位の財政負担をして無料化されるのか、有料のまま維持されるのか検討された。
結果、2005(平成17)年10月1日の道路関係四公団の民営化に先立ち、2005(平成17)年6月28日に栃木県道路公社が管理が引き継がれることになった。つまり有料道路のまま継続されることになったわけである。
現時点では、料金徴収期間は2022(令和4)年3月2日までとなっている。
売店
そんな好評を反映してか、たった一つだけある日光口PAの売店も、上りが9:00〜18:00(@041〜@416)、下りが8:00〜17:00(@000〜@375)までしか営業していない。夜は閑散としていて真っ暗である。
公社化されて以降も、特に変化は見られない。
周辺の観光地
終点清滝ICから国道120号(
日本ロマンチック街道
)を東進すると、「日光」で総称される、次のような観光地へ至る。
日光いろは坂
明智平
細尾峠
華厳の滝
中禅寺湖
竜頭の滝
菖蒲ヶ浜
戦場ヶ原
金精峠
また清滝IC出てすぐの細尾交差点から
国道122号
を南下すると、足尾銅山や渡良瀬川などの観光名所へ至る。
インターチェンジなど
具体的なIC等は次のとおり。
(10)
宇都宮IC
(
東北自動車道
、国道119号日光街道)
1
徳次郎IC (
国道119号
、国道293号)
(
?
石那田IC(仮称)) (国道119号日光街道?)
2
大沢IC (栃木県道110号下野大沢停車場線) (料金所併設)
TB
大沢本線料金所
(
?
戸沢IC(仮称)) (国道121号板橋バイパス)
3
今市IC (国道121号、栃木県道70号宇都宮今市線)
PA
日光口PA
4
日光IC (栃木県道?) (料金所併設)
TB
日光本線料金所
5
清滝IC (
国道120号
、
国道122号
(重複区間))
石那田ICと戸沢ICは、公社化後に新設が発表されたICである。接続先の道路については詳細は不明であり、上記接続先道路は推測に過ぎない。
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