読み:タン

 時に、長い訓読みがあるとして話題に上がる字。
目次

情報

漢字
 u99be

意義
 馬が歩み進む。

概要

大漢和辞典
 大漢和辞典には、次のように書かれている。
 【〓】 44613
 〓 タン トン 〔集韻〕丁紺切 ※韻の説明は「勘、去聲」
 〓 タン トン 〔集韻〕都感切 ※韻の説明は「感、上聲」
 〓(一)馬が〓みすすむ。〔廣韻〕〓、一曰、馬〓近〓前〓。
 〓(二)馬のねむるさま。〔廣韻〕〓、馬睡皃。
 〓 馬の名。〔集韻〕〓、馬名。

康熙字典
 康熙字典網上版には、次のように書かれている。
 〓 〔廣韻〕〔集韻〕〓丁紺切音〓〓〔廣韻〕馬〓近〓前〓 又〔集韻〕馬睡貌 又〔集韻〕都感切音〓耽馬名
 音は反切で、廣韻と集韻が「丁紺」、集韻が「都感」とし、直音法で廣韻と集韻は音を「〓」と、集韻は「耽」と同じとする。

日本語

発音

熟語

補足
 「なんだかとっても!いいかんじ」では、「うまがすすむ」という訓読みを与えている。この典拠は「漢字部屋」に訓として記されていたことによる。漢字部屋は、参考文献として大漢和辞典、漢字源、新大字典、新漢語林、中華字海を挙げているが、訓を拾った元を明らかにしていない。
 恐らく、大漢和辞典にあった義「馬が〓みすすむ」を独自の解釈で当該サイトが訓としたものと思われる。訓読みとしては全く熟しておらず、コンセンサスも得られていない。

符号

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