日本神話 |
辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・神道編 (LFOLKES) |
読み:にほんしんわ |
外語:Japanese mythology |
品詞:名詞 |
日本に古来より伝わる神話。
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概要 |
日本の国の誕生と神々が語られていて、太安万侶が編集した古事記、舎人親王が編集した日本書紀、その他多くの書物に記されている。
書物によって若干、神の名前や物語に違いが存在するが、その場合は日本最古の書籍とされる古事記の記述が尊重されることが多い。
神話の流れ |
概ね、次のように物語が続いている。
ちなみに世界的には、一般に神話では人間は神が創った旨が描かれるが、こと日本神話においては神は人間を作っていない点が特徴的である。
従って、日本人がどこから来たのかは神話には描かれていないが、神の子が人間であることを暗黙の内に語っていると考えられる。
特徴 |
天地開闢 |
神話では、天地開闢つまり宇宙が出来た時に、天上の高天原に宇宙の中心の神である天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)が現われ、次いで高御産巣日神(タカミムスビノカミ)と神産巣日神(カミムスビノカミ)が現われて、造化三神が揃った。
そして、まだ大地(地球)は若くクラゲのように漂う時、葦の芽が萌えるように宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジノカミ)と天之常立神(アメノトコタチノカミ)が次々と現われた。ここまでの五柱を別天神という。
この後、国狹槌尊(クニサヅチノミコト)を経て、次の神代七代へと繋がる。
神代七代 |
その後は次々と多くの神が現われては身を隠し、最後に伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)という男女の二神が現われた。
この七代の神々を、神代七代という。
破天荒と変態 |
日本神話には、破天荒な神々、数多の変態行為が続々と登場する。
「のぞき」行為は枚挙にいとまが無く、それ以外でも次のような行為が確認される。
リンク |
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