淤能碁呂嶋 |
辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・神道編 (LFOLKES) |
読み:オノゴロジマ |
品詞:その他地名 |
日本神話の最初の島。自ら固まった島の意。殷馭慮島。
伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)は、天の浮橋に立ち天沼矛(あめのぬぼこ)で海をかき混ぜると、引き上げた矛先から落ちた塩が固まって、最初の陸地である淤能碁呂嶋が作られたとされる。
二柱の神はその島に降りて結婚、大八島国すなわち日本列島の大小八つの島々や六島を産んだ。これを国生みと呼ぶ。
淤能碁呂嶋がどの島かについては諸説あって定説はない。最初に産んだ島が淡路島なのでその近くとも考えられている。
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