黄泉の国 |
辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・神道編 (LFOLKES) |
読み:よみのくに |
品詞:その他地名 |
日本神話における、死の国。死んだ者が行く世界。黄泉津大神である伊邪那美命(イザナミノミコト)が支配している。
神話によると、黄泉の国の食べ物をひとたび口にする(黄泉戸喫)と、二度と現世(葦原中国)には帰れなくなる。
例えば、日本神話の黄泉の国の物語では次のように語られている。日本を産んだ伊邪那美命(イザナミノミコト)は死後黄泉の国へと来たが、ここで食事をして(黄泉戸喫)死者になってしまったため帰れなくなった。夫の伊邪那岐命(イザナギノミコト)がはるばる黄泉の国まで(生きたまま)迎えに来たものの、死後のおぞましい姿を見てしまった事から夫婦喧嘩が勃発、その後、怒った伊邪那美命(イザナミノミコト)は黄泉の国の支配者 黄泉津大神になってしまった。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |