東京メトロポリタンテレビジョン
読み:とうきょうメトロポリタンテレビジョン
外語:MXTV: Tokyo Metropolitan Television

 東京都のUHF放送局。東京都が大株主のテレビ放送局である。
 どの系列にも属していない独立U局である。首都圏ネット4に参加している。
目次

概要

基本情報

社史・略史

局の免許その他

地上デジタルテレビジョン放送
 呼出名称は「とうきょうメトロポリタンテレビジョンデジタルテレビジョン」である。

地上波アナログ放送
 かつてのコールサインは、次のとおり。
 呼出名称は次の通り。
テレビジョン放送(JOMX-TV)
とうきょうメトロポリタンテレビジョン
音声多重放送
(免許なし)
文字多重放送
(免許返上)
データ多重放送
(免許なし)

特徴
 専門分野はニュースで、ローカルニュースなどを放送している。
 しかし出力電波は弱く、アナログ時代は鮮明な画質での受信はなかなか難しい状態だった。電波が弱いことはデジタル化されてからも同様だが、電波圏内であれば、画像は鮮明になったと見込まれる。
 また、東京・埼玉・千葉・神奈川の各所の中継局より発信された電波も受信できる。

経営難
 1996(平成8)年12月8日には文字多重放送(JOMX-TCM)が開局したが、2003(平成15)年3月31日には終了したらしい。文字多重放送の免許返上は異例のことと思われる。
 経営難で、先行きが非常に危ぶまれているのは言うまでもない。開局以来ずっと赤字だったが、テレバイダーほかの人気番組で視聴率を稼ぎ、2003(平成15)年3月期末決算でようやく黒字になった。しかし人気番組は次々と終了し、代わりにテレビショッピング番組が増えた。
 受信者が少ないのは、都内ではそれまで縁のなかったUHF局であり、受信のためにはUHF帯用のアンテナが別途必要なことが最大の問題であったと考えられる。地上デジタルテレビジョン放送となり、都内で受信者が増えてからが勝負所であろう。

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