AIR-EDGE
読み:エアーエッジ
外語:AIR-EDGE
WILLCOM
(旧
DDIポケット
)が提供する、
PIAFS
(64Kbps回線交換)とAIR-EDGE用のパケット通信を併用し、安価に信頼性の高いデータ通信を実現するサービス。
目次
特徴
概要
利用範囲
切り替え方法
電話番号
略史
対応端末
特徴
概要
DDIポケットの頃は
AirH"
(読みは同じ)と呼ばれていた。
また32kbps回線を複数本束ねて利用することも可能。
1xパケット方式
(従来からの32kbpsでの通信、W-OAMなら51kbps)
2xパケット方式
(2本束ねて64kbpsでの通信、W-OAMなら102kbps)
4xパケット方式
(4本束ねて128kbpsでの通信、W-OAMなら204kbps)
8xパケット方式
(8本束ねて256kbpsでの通信、W-OAMなら408kbps)
なお、この「?xパケット方式」というブランド名はWILLCOMになってから付けられた。DDIポケット時代は現1x相当の「32kパケット方式」と、現4x相当の「128kパケット方式」があった。
8xパケット方式対応のものは、「
AIR-EDGE [PRO]
」というサービス名でサービスされている。
また、音声通話は従来通り
PHS
(
H"
)の仕様に準じており、パケットではない。
利用範囲
サービスエリアはPHS通話可能な日本全国。
AIR-EDGE利用には対応端末が必要である。基本的な仕様は旧AirH"と同様なので、この規格に準ずる端末を使うことになる。AIR-EDGE対応の電話機は
AIR-EDGE PHONE
と呼ばれる(旧称は
AirH"PHONE
)。
また2006(平成18)年2月23日より
W-OAM
の提供によって、通信が高速化されている。
ちなみにEDGEとはいっても、携帯電話の
EDGE
とは違う。
切り替え方法
どの方式を利用するかは、ダイアルアップ時の電話番号内の、##に続く番号で区別され、これは手動設定する。
電話番号自体はISPと利用する料金コースによって異なるが、サブアドレスは統一されているようで、特に大きな変更がなければ次のものが利用できる。
8xパケット方式: 電話番号##64
4xパケット方式: 電話番号##64
2xパケット方式: 電話番号##64
1xパケット方式: 電話番号##61
フレックスチェンジ: 電話番号##7
PIAFS: 電話番号##4
2x以上は違いがなく、自動的に判別されるようである。
電話番号
電話番号はISPごとに違うが、次の基準で4種類程度となっており、あとはサブアドレスおよび自動判別による切り替えとなる。
4xつなぎ放題と8x
AIR-EDGE[PRO] (8xパケット方式)
つなぎ放題 [PRO]
ネット25 [PRO]
パケコミネット [PRO]
つなぎ放題 [4x] 4xパケット方式
パケコミネット 4xパケット方式
1x/2xつなぎ放題
つなぎ放題
1xパケット方式
2xパケット方式
つなぎ放題 [4x]
1xパケット方式
パケコミネット 1xパケット方式
ウィルコム定額プラン+リアルインターネットプラス
1xパケット方式
2xパケット方式
ネット25
フレックスチェンジ方式
4xパケット方式
PIAFS
(回線交換方式)
64KPIAFS
32KPIAFS
略史
2001(平成13)年6月1日: サービス提供開始(32kbps、現1xパケット方式)
2002(平成14)年3月26日: 128kbpsサービス(現4xパケット方式)提供開始
2005(平成17)年2月18日: 8xパケット方式 提供開始
2006(平成18)年2月23日: W-OAM 提供開始
2006(平成18)年4月1日: 2xパケット方式 提供開始
対応端末
AIR-EDGEには、次のような端末がある(
AIR-EDGE PHONE
端末を除く)。
WILLCOM SIM STYLE
DD (WS002IN)
WS008HA
AIR-EDGE
AX420N
AX420S
AX510N
AX520N
AX530IN
AX530S
AirH"
AH-S101S
AH-F401U
AH-H401C
AH-N401C
AH-H402P
AH-H403C
AH-S405C
AH-H407P
AH-G10
MC-P300
W-AHWL01
AirH" Card petit
RH2000P
CFE-02
C@rdH"64 (Two LINK DATA専用)
CH-S201P/TD
CH-S202C/TD
CH-S203C (別名CH-S203C/TD)
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