CATNIP
読み:キャットニップ
外語:CATNIP: The Common Architecture for Next Generation Internet Protocol

 IPngの候補の一つだった通信プロトコル
目次

概要
 1994(平成6)年10月、RFC 1707として情報提供プロトコル扱いで提案された。
 catnipは英語で犬薄荷(イヌハッカ)の意であり、これはが好む香りを放つシソ科の多年草である。

特徴
 CATNIPは、同じくIPngの候補の一つだったTUBAと同様にOSIのCLNPを使うが、このプロトコルの設計目標はOSI・IPNetWareの相互接続基盤の創造であったため、更にIPとIPXも統合されている。
 この上で、トランスポート層のプロトコルとしてTP4、CLTP、TCPUDPSPXNCPといったものが動かせる。
 斬新な仕様ではあったが、仕様に不完全な点が目立つとして、IPng-WGの議論から真っ先に脱落してしまった。

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