3G
読み:スリージー
外語:3G: The 3rd Generation
第3世代移動通信方式。ITUによって定められたIMT-2000規格に準拠したディジタル方式がこれにあたる。
特徴
3Gでは最初から国際ローミングを念頭に置いたため、世界各国の規格の統一化が図られた。
しかし各国から提出された案を一つに絞りきることが出来ず、結局5つの方式が標準としてITUより勧告された。
3Gの特徴として2GのFDMA方式に対してCDMA方式がとられていることが挙げられるが、2Gの発展形でありFDMA方式のUWC136、DECTも3Gとして認められている。
種類
技術
3Gから4Gまでは技術の進展に伴い、小数点付きで呼ばれる中間技術が多数登場した。
日本
日本での沿革
3Gは、まず日本のNTTドコモが世界に先駆け、W-CDMA方式のFOMAサービスとして2001(平成13)年10月1日より開始した。
対抗するauは、半年後にCDMA2000 1x(後のCDMA 1X)サービスとして2002(平成14)年4月1日から本サービスを開始したが、先行導入していた2.5GのcdmaOneの設備が使えたこともあってスムーズな移行に成功した。このため、サービス開始から一ヶ月を待たず、半年前に始まった対抗のFOMAの契約数を突破し、その後大きく突き放した。
J-フォン(後のVodafone→ソフトバンクモバイル)も2002(平成14)年6月30日から試験サービス(J-フォン3G試験サービス)を開始し、2002(平成14)年12月20日から正式サービスVGS(後のVodafone 3G→SoftBank 3G)を開始した。
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