VGS
読み:ヴィージーエス
外語:VGS: Vodafone Global Standard
Vodafone(旧J-フォン、現ソフトバンクモバイル)が提供していた第3世代(3G)携帯電話サービス。
2002(平成14)年12月20日に正式サービス開始。
しかし名称が不評であったことから、2004(平成16)年12月3日頃にVodafone 3Gへとサービス名称を変更した旨が発表されている。
対応機種
VGSのサービスブランド中に発売された端末に、次のものが確認されている。
- V-N701 (NEC製、2002(平成14)年12月20日発売)
- V-SA701 (三洋電機製、2003(平成15)年4月4日発売)
- Nokia 6650 (ノキア製、2003(平成15)年8月1日発売)
- V801SH (シャープ製、2004(平成16)年4月発売)
- V801SA (三洋電機製、2003(平成15)年12月1日発売)
サービス
このサービスでは海外のGSM端末と同様にUIMを利用して端末識別する。
日本国内ではVodafoneが提供するW-CDMAに、国外ではGSMネットワーク(900MHz/1900MHz)に接続できる。なお、南鮮では利用できないが、南鮮専用の携帯電話をレンタルしており、これにUIMを挿すことで類似のサービスを得ることができた。
またVodafoneではV66などの機種も発売していたが、これらは国際ローミング専用であり、日本国内では利用できない。
後に電子メールやWeb閲覧については対応が始まったが、VGS時代にはステーションは遂に対応しなかった。
試験サービス中はJ-フォン3G試験サービスと呼ばれた。
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