090
読み:ゼロきゅうゼロ
外語:090

 特番の一つで、携帯電話プリフィックスの一つ。090-CDEF-GHJK(C=0を除く)。うち、CDEが事業者識別番号となる。
目次

沿革
 次のような歴史を持つ。
  1. 初期の携帯電話のプリフィックス(160kmを超える場合)
  2. 携帯電話プリフィックス(10桁時代)
  3. 携帯電話プリフィックス(11桁時代)

特徴

初期の携帯電話
 ショルダーホンとして始まった日本の携帯電話のサービスも、徐々に端末が小型化され価格が下がってくると普及を見せた。
 携帯電話の番号は当初030/040ペアが使われており、その後0x0のxは次々と増やされた。当時は030/040ペアと080/090ペアがあり、090は080番号の携帯電話に掛けるとき、距離が160kmを越えているときに使うプリフィックスだった。
 この方式が廃止され現在のようなスタイルになったのは1996(平成8)年10月頃からで、この時090番号は一旦廃止された。

携帯電話(10桁時代)
 そして番号は一旦、030・080に統一される。
 その後も携帯電話利用者は増え続け0x0のxは次々と増やされ、最終的に030、080、010020、040、090までが使われた。この時に090は再び利用されている。
 そして当時の電話番号は0x0を含めて10桁である。

携帯電話(11桁時代)
 しかし携帯電話の電話番号不足はもはや決定的となり、それに対応するために携帯電話とPHSの番号が11桁化が決定、1999(平成11)年1月1日02:00(31日@750)、元0x0は090-xへと変更された。
 こうして、この変更までも携帯電話プリフィックス(090-CDE-FGHJ)として使われていたが、この時に携帯電話番号の11桁化が実施され、090は機能が変更となった。
 当時の090番号は現在の「090-9」に相当する。
 現在は090-CDEFのCDEは全て割り当て済みであり、番号が不足したことから新たに080070が追加されており、更に今後、個人向けに060、電子機器通信向けに020が追加予定である。

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