WFC
読み：ダブリューエフスィー
外語：WFC: Windows Foundation Class for Java
Microsoftの開発した、JavaによってMicrosoft Windows用のプログラムを開発するためのJava用クラスライブラリ。
概要
Microsoft Visual Studio 6.0に含まれるVisual J++ 6.0から対応した。
Win32のAPIをJavaから利用できるJ/Directと、WebブラウザーのDHTMLオブジェクトモデルをライブラリ化したもの。
Windows用のソフトウェアをJavaで開発しよう、という向きには効果を発揮すると見られるが、もちろん100% Pure Javaには反する。
特徴
Microsoftは、これはWeb上で利用されるJavaアプレット作成用ではなく、Windows上で動作するWindows用アプリケーション作成用として断りを入れている。
実際の用途もそのアナウンス通りで、従来Visual BasicとRDOで組み合わせたプリケーションをJava&WFC+ADOで組めるようになっていて、実際にWindows用アプリケーション作成にそれなりの威力を発揮した。
その後MicrosoftはJVMを捨て、.NET Frameworkで動作する「Visual J#」へと移行している。
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