プリミティブ型
読み:プリミティブがた
外語:Primitive data type
プログラミング言語が、基本型として提供するデータ型(変数型)のこと。
概要
内部処理で、レジスターなど実装と一対一で対応するものもあるが、そうでないものもある。
どのようなプリミティブ型があるかは、そのプログラミング言語の仕様による。BASICなどにおいては文字列型がプリミティブ型としてあるが、C/C++にはなく、複合型として提供される。
特徴
一覧
一般的にプリミティブ型となることが多いもの。併記の型は例。
処理
一般にプリミティブ型は、その言語の(元々の)実装において、最も高速に処理できるものが使われることが多い。
例えば整数型は、実装のCPUのレジスターに格納可能なもので、一命令で処理できるような場合が多い。このため言語仕様として、その変数長を実装依存にしたものもあり、C/C++のintが代表である。
文字列は処理系内部ではバイト列として扱われることが多いが、マイクロプロセッサーによっては、文字列処理用の命令を用意していることがある。例えば、x86シリーズでは、8086の頃から命令があり、またMMXにも処理命令があり、更にSSE 4.2で命令が追加された。
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