IBMが開発した、RISC型マイクロプロセッサーのシリーズ名。
主にIBMのワークステーションやスカラー型スーパーコンピューターに採用されている。
このアーキテクチャーをパソコン向けに調整したものがPowerPCである。
次の系統がある。
- POWERシリーズ ‐ 汎用機やスーパーコンピューター重視
- RS64シリーズ ‐ 一般的なUNIXシステム重視
- POWER1
- POWER2 ‐ 浮動小数点演算を強化
- POWER3 ‐ 64ビット化
- POWER4 ‐ デュアルコア(SMP)
- POWER5 ‐ 同時マルチスレッディング(SMT)
- POWER6 ‐ 高クロック化
- POWER7 ‐ マルチコア(4コア、6コア、8コア)
- POWER8 ‐ 更なるマルチコア(6コア、8コア、10コア、12コア)、SMT併用でコアごとに最大8スレッド対応
一般的なUNIXシステム向けのシリーズで、整数演算性能が重視されたもの。
- RS64
- RS64 II
- RS64 III
- RS64 IV
RS64 IVでシリーズは収束し、POWER4以降に統合された。
用語の所属
RISC
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関連する用語
IBM
PowerPC