LBV 1806-20
読み:エルビーヴィー-いちはちゼロろく-マイナスにーゼロ
外語:LBV 1806-20
いて座
の
方角
、
銀河系
内最大の
HII領域
)であるW31内にある恒星で、
高光度青色変光星
(LBV)と考えられている。観測史上最大光度の恒星とされていた。
目次
情報
基本情報
物理的情報
観測情報
主なカタログ番号
特徴
輝度
発見
近傍の天体
情報
基本情報
座標(2000年分点)
赤経
: 18h 08m 40.312s (ICRS)(SIMBAD) (近赤外線)
赤緯
: -20°24′41.14″ (ICRS)(SIMBAD) (近赤外線)
銀経
: 9.997453° (SIMBAD)
銀緯
: -0.245447° (SIMBAD)
所属
星座
:
いて座
階層:
局部超銀河団
→
局部銀河群
→
銀河系
→W31→LBV 1806-20
距離
約8.7kpc (通説)
約2荳8000光年
物理的情報
伴星: (該当資料なし)
規模
質量
: 36
M
SUN
半径
: 46〜145
R
SUN
光度
: 最大で200万
L
SUN
(通説)
表面温度: 18,000K〜32,000K
年齢: 300万〜450万歳
観測情報
絶対等級
(M
V
): (該当資料なし)
等級
J等級(J): 13.66等±0.039等 (SIMBAD)
H等級(H): 10.480等±0.0269等 (SIMBAD)
K等級(K): 8.742等±0.0219等 (SIMBAD)
視線速度(RV)=後退速度: (該当資料なし)
固有運動(μ): (該当資料なし)
主なカタログ番号
特になし。
特徴
輝度
観測が困難で、あまり正確なことは分かっていない。
途中にある塵のため
可視光線
では観測できず、
赤外線
のみで観測可能である。近赤外線では8等級で観測できるが、可視光線では約35等級程度と見積もられており、現時点では観測の術がない。
実際の
光度
は諸説ある。最も大きい推定で
太陽
の4000万倍と桁違いで、それまで最も明るいとされた
ピストル星
(太陽光度の約160〜200万倍)とも比較にならない光度だが、近年の研究ではせいぜい200万倍とされている。
発見
フロリダ大学などの研究グループにより発見された。
天体の存在は1990年代に既に知られていたが、2004(平成16)年1月5日に、これが実は極めて明るい天体である事実が発表された。
近傍の天体
同じ
方角
に
軟γ線リピーター
の
SGR 1806-20
が存在する。
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