Haswell-DT
読み:ハズウェル-ディーティー
外語:Haswell-DT

 第4世代Core i7/i5/i3用プロセッサーコア。Haswellマイクロアーキテクチャーの前期コアの開発コードネームで、メインストリーム用。デスクトップPC用でHaswellというと、このHaswell-DTになる。
目次

概要
 2013(平成25)年6月2日に発売された。
 今後、ハイエンドから、Pentium/Celeronブランドを冠したローエンドまで、幅広いラインナップが揃うことになると見込まれる。

特徴

仕様表
項目特徴
マイクロアーキテクチャーHaswellマイクロアーキテクチャー
コアのクロック周波数 
オペレーション速度 
1次キャッシュ 
2次キャッシュ(MLC) 
3次キャッシュ(LLC)4Miバイト〜8Miバイト
製造プロセスルール22nm
ダイサイズ177mm2
集積トランジスタ数14億
 Haswell-DTは、先代Sandy Bridgeなどと同様、CPUコアから見るとMLCは2次キャッシュ、LLCは3次キャッシュであるが、GPUコアから見るとLLCが2次キャッシュになるため、2次/3次という用語は使わず、MLC/LLCという。

プラットフォーム

後継
 2014(平成26)年5月には、Haswell Refreshと称してクロックアップした製品が投入された。
 後継コアは、14nmにシュリンクされるBroadwell-DTが予定されている。
 また、後継のアーキテクチャーとして、「Skylakeマイクロアーキテクチャー」が開発中。

製品

ブランド

記号
 ブランド名は従来のCore i7/5/3と同様でプロセッサーナンバーで区別する。更に、同じプロセッサーナンバーでも末尾の英字記号で区別されることがある。

全ラインナップ
 第4世代であるので、Core iシリーズの4桁のプロセッサー・ナンバーの頭の数字は「4」で始まる。

デスクトップ用
 情報が不明確なものは記載していない。
 Pentiumで、末尾Tはバルク品、それ以外はリテール品である。

サーバー用

モバイル用
 MQはGT2、HQはGT3が搭載される。

対応チップセット

デスクトップ用

モバイル用

再検索