Intel 8シリーズ
読み:インテル-ズはち-シリーズ
外語:Intel 8 series
Intel
により開発された、
Haswellマイクロアーキテクチャー
用のチップセットのシリーズ。
目次
概要
特徴
仕様
視点
差違
USB
シリアルATA
概要
8シリーズは、大まかに、上位から順に次のようなラインナップとなっている。
Intel Z87 Express
‐ ハイパフォーマンス向け
Intel H87 Express ‐ メインストリーム
Intel B85 Express ‐ ビジネス向け (無駄を削ってローコスト)
Intel H81 Express ‐ 安物
特徴
仕様
Z87
H87
B85
H81
メモリー最大容量
32GiB
32GiB
32GiB
32GiB
PCI Express 1×16
1 (Gen3.0)
1 (Gen3.0)
1 (Gen3.0)
1 (Gen2.0)
RAID
○
○
×
×
USB 3.0ポート数
6
6
4
2
USB 2.0ポート数
14
14
12
8
SATA 3.0ポート数
6
6
4
2
SATA 2.0ポート数
なし
なし
2
2
QSVエンコード
○
○
○
×
オーバークロック
○
×
×
×
視点
差違
Z87とH87は、実質的な違いは殆どない。
オーバークロック
に対応しているかどうか、くらいのみである。
B85はやや機能が削られており、USB 3.0も少なく、シリアルATA 3.0も少ない代わりはシリアルATA 2.0で補われている。
H81はかなり機能が削られており、USB 3.0はかなり少なく、シリアルATA 3.0も少ない代わりはシリアルATA 2.0で補われているがこれも少ない。
USB
Z87とH87では
USB 3.0
が6ポートもあり、必要十分な数がある。
microATX
など小型のマザーボードでもUSB 3.0はマザーボード上に2ポート分のコネクター、外に計4個のUSBポート、という実装が多く、それに加えてUSB 2.0がいくつか出される。
いずれにせよ、6+14=20全部出すマザーボードはなかなかないし、需要もない。明らかに余る。
シリアルATA
シリアルATA
は、Z87とH87ではシリアルATA 3.0のみを6ポート持っている。マザーボードでは6個ぶんコネクターを用意するものが多い。B85やH81ではシリアルATA 3.0を削って代わりにシリアルATA 2.0を付けている。
なお、
RAID
を意識してか、シリアルATA 3.0を10ポート程度用意するマザーボードもあるが、これはZ87/H87が用意する6ポートに、さらにASMediaやMarvellのSATAコントローラーを搭載し、4ポートを増設したものである。
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