H-IIAロケット26号機
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-にじゅうろくごうき
外語:H-IIA F26: H-IIA Launch Vehicle No.26
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
(かつての
NASDA
)により開発された
H-IIAロケット
の26号機で、本番 第24号機。
目次
概要
諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)
打ち上げ
気象
計画
沿革
概要
H-IIAロケットの第26号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第61号機である。
「H-IIA・F26」とも呼ばれる。
2014(平成26)年12月3日に
種子島宇宙センター大型ロケット発射場
より打ち上げられた。
諸元
ロケットの仕様
形式:
H-IIA202
一段目:
LE-7A
(
液水液酸エンジン
)
二段目:
LE-5B-2
(液水液酸エンジン)
一段目固体ロケットブースター:
SRB-A3
×2基
フェアリング
4m径フェアリング (4S)
ペイロード(積載物)
小惑星探査機「
はやぶさ2
」
サブペイロード
しんえん2 (九州工業大学)
ARTSAT2-DESPATCH (多摩美術大学)
PROCYON (東京大学+JAXA)
打ち上げ
気象
ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、北西の風4.4m/s(4m/cBeat)、
気温
16.3℃であった。
計画
打ち上げは当初、2014(平成26)年11月30日13:24:48(@225)、予備期間は12月1日〜12月9日が予定されていた。打ち上げ時刻は、打ち上げ日ごとに設定される。
しかし当初の予定時間帯、射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲の発生(=天候悪化)が予想されたため、12月1日に延期となった。
その後更に、12月1日は射点周辺で制限風速を超える強風が予想されたため、12月3日に再延期となった。
沿革
以下は速報値である。
2014(平成26)年12月3日13:22:04(@223): リフトオフ
X+1分33秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 燃焼終了
X+1分47秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 分離
X+4分11秒: 衛星フェアリング 分離
X+6分36秒: 第1段主エンジン燃焼停止(MECO)
X+6分44秒: 第1段・第2段 分離
X+6分54秒: 第2段エンジン第1回推力立上がり(SELI1)
X+11分20秒: 第2段エンジン第1回燃焼停止(SECO1)
X+1時間39分26秒: 第2段エンジン第2回推力立上がり(SELI2)
X+1時間43分31秒: 第2段エンジン第2回燃焼停止(SECO2)
X+1時間47分21秒: 「はやぶさ2」分離、打ち上げ成功
X+1時間54分1秒: 「しんえん2」分離
X+1時間58分11秒: 「ARTSAT2-DESPATCH」分離
X+2時間2分21秒: 「PROCYON」分離
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