軟γ線リピーター
読み:なんガンマせんリピーター
外語:SGR: Soft Gamma-ray repeater
不規則な間隔でγ線バーストやX線バーストを起こす中性子星。ソフトガンマ線リピーターともいう。
概要
最初はγ線バーストとして発見されるが、観測によって通常のγ線バーストではないと判明したとき、軟γ線リピーターであることが分かる。
この天体は地球の数百兆倍の強さの磁場があることが知られている。正体はまだ謎であるが、超強磁場中性子星(マグネター)の一種ではないかと考えられている。
一覧
現時点では数えるほどしか見つかっていない珍しい天体である。次のような天体がある。発見年を併記する。
- SGR 0525-66 (1979(昭和54)年)
- SGR 1806-20 (1979(昭和54)年/1986(昭和61)年)
- SGR 1900+14 (1979(昭和54)年/1986(昭和61)年)
- SGR 1627-41 (1998(平成10)年)
- SGR J1550-5418 (2008(平成20)年)
- SGR 0501+4516 (2008(平成20)年)
- SGR J1745-2900 (2013(平成25)年)
名称はSGRの後に赤道座標を付けて呼ぶのが一般的である。
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