コンスタン
読み:コンスタン
外語:constan
アルプラゾラム
を成分とする
精神神経用剤
(抗不安薬)。
メーカーは武田薬品工業。
目次
情報
製品
効果・効能
用法・用量
成分・添加物
成分
添加物
規制区分
薬効薬理
剤形
風味等
名称の由来
副作用など
姉妹品・後発品
情報
製品
薬価は随時変更される。記載の薬価は執筆時点。
0.4mg錠: 薬品コード1124 023F 1029、識別コード147。薬価10.4円/1錠
0.8mg錠: 薬品コード1124 023F 2025、識別コード148。薬価17.2円/1錠
効果・効能
心身症(胃、十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における、身体症候および不安・緊張・抑鬱・睡眠障害に効果がある。
睡眠薬
としては即効性で、飲んで15分ほどで効き始める。効果は4〜5時間程度。
用法・用量
成人には、アルプラゾラムとして1日1.2mgを3回に分けて経口投与する。
増量する場合は、最高用量を1日2.4mgとし、3から4回に分けて経口投与する。但し高齢者の場合は1日1.2mgを超えないこと。
成分・添加物
成分
アルプラゾラム
添加物
トウモロコシデンプン
ヒドロキシプロピルセルロース
ステアリン酸マグネシウム
乳糖水和物
規制区分
処方せん医薬品
向精神薬
本剤は向精神薬であるため、2002(平成14)年3月18日厚生労働省告示第九十九号により、投与量は一回につき14日分が限度となる。
薬効薬理
ベンゾジアゼピン系化合物としての薬効あり。
視床下部
や
扁桃核
を含む
大脳辺縁系
に対する抑制/鎮静作用により鎮静作用が発生するものと見込まれる。
剤形
白色
で円形の
素錠
。割線は無い。
風味等
味は苦い。
名称の由来
不明。
副作用など
大量連用による薬物依存(頻度不明)
統合失調症等の精神障害者への投与は、逆に刺激興奮、錯乱(頻度不明)等あり
慢性気管支炎等の呼吸器疾患に用いると、呼吸抑制(頻度不明)
アナフィラキシー様症状(0.1%未満)の報告あり
AST(GOT)
、
ALT(GPT)
、
γ-GTP
の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(頻度不明)
眠気(頻度5%以上)
姉妹品・後発品
ファイザー(旧アップジョン)との共同開発で、住友製薬=ファイザー(現・大日本住友製薬)の
ソラナックス
と同一の薬である。
ゾロ
多数。アゾリタン(大洋)、カームダン(共和)、メデポリン(メディサ=沢井)、メンビット(東和)など。
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