ひまわり8号
読み:ひまわり-はちごう
外語:Himawari-8

 日本の静止気象衛星の一つで、「静止地球環境観測衛星」とされている。2014(平成26)年10月7日にH-IIAロケット25号機で打ち上げられた。
目次

情報

基本情報

仕様

沿革

特徴

気象衛星
 気象衛星として、ひまわり9号とともに運輸多目的衛星2号(MTSAT-2)ひまわり7号の後継機である。
 ひまわり6/7号に対し、ひまわり8/9号は水平分解能が倍増し、かつフルディスク(全球)観測時間の短縮、バンド(チャンネル)数の増加など大幅な性能向上が図られている。

ミッション
  1. 可視赤外放射計による観測ミッション 可視赤外放射計により可視光・近赤外・赤外の各波長域で撮影し、放射計のデータを地上へ伝送する。
     この放射計の観測データから、雲や水蒸気の分布、ならびに地表・海面・雲頂の温度などを知ることが可能。
  2. 気象データの中継機能ミッション 船舶や離島などの通報局(DCP)から送信される気象データの中継を実施する

性能
 可視赤外放射計の主要諸元は次の通り。
 可視光が3バンドになったことで、赤・緑・青を合成したカラー映像となった。

全球観測

通信回線
 搬送周波数は、国際周波数調整後に決定される。

気象データ中継性能
 搬送周波数は、国際周波数調整後に決定される。

再検索