Direct RDRAM |
辞書:科学用語の基礎知識 電子部品編 (NELECP) |
読み:ダイレクト-アーディーラム |
外語:Direct RDRAM: Direct Rambus DRAM |
品詞:名詞 |
米Rambus(ランバス)社により開発された高速DRAMであるRDRAMのうち、バス幅が16〜18ビットでクロックを800MHz(400MHz DDR)に対応したもののこと。
転送速度は1.6Gバイト/秒(1Gバイト/cBeat)程度になる。
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訴訟合戦 |
一時期はDDR SDRAMと特許に関する訴訟合戦になったが、Rambusが敗訴したため、パソコン分野でDirect RDRAMが普及することはなかった。
採用例 |
訴訟も然る事ながら、製造するベンダーも殆ど無かったことからパソコン分野では全く普及せず、既に寿命が尽きている。
対応するチップセットのIntel 850/850E/860は既に生産を終了しており、またSiSもR658の生産を終了している。Direct RDRAMに対応する現行チップセットはSiS R659しかない。
その一方で、組み込み装置用としては、そこそこ普及している。
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